1番輝いていた私、イメージガールのお仕事
学生の頃、お台場ビッグサイトのカフェでアルバイトをしていた時のことです。
ソフトクリームの作り方に悪戦苦闘していたとき、目の前を通り過ぎた女の子。
可愛いコスチュームに身を包み、真っ白な高いヒールのブーツで颯爽と歩く姿。
なんて可愛いの～！と心を撃ち抜かれました。
ビッグサイトでは頻繁に展示会やイベントが行われていて、コンパニオンの女の子が大勢いたのです。
私はすぐにリサーチ開始。
コンパニオン事務所というのがあって、女の子たちはみんな事務所に入っていることがわかりました。
早速とあるコンパニオン事務所に登録し、様々なオーディションを受けました。
例えばラウンドガールのオーディションは水着とウォーキング、ポージング審査など。
携帯電話のキャンペーンやサンプリングのオーディションは自己PRをしっかり言えるように練習して臨んでいました。
コンパニオン２年目のとき、大きなオーディションがありました。
400人もの女の子が受けた企業のイメージガール。
なんとその中の4人に選ばれたのです。
一年契約で始まったイメージガール。
様々なコスチュームでの撮影会や全国で行われるイベントに参加したりしました。
全国のイベントにはファンの方々も駆けつけてくれて、たくさんの人たちに応援してもらうことができました。
その後コンパニオンのお仕事は辞めてしまいましたが、もっともっと続けていけたら良かったな、と今では思います。
その頃は収入が安定しないことや、家族の冷ややかな目を気にしすぎるあまり、積極的になれなかったところがあります。
若かったあの頃、もっと突っ走っていけば良かったなと。
きっとその先に何か残ったと思うのです。
キラキラ輝いていたあの頃の私、
大切な思い出です。
