プロの世界はやっぱり違う

私は以前歌手希望として某事務所の養成所にいました。
まだ研究生のような扱いでスキルを上げていって目に留まったら所属できるというものです。
なのでレッスンなどもあり有料でした。レッスンの受講料、スキルを上げるためのライブ活動も
自費なのでバイトを掛け持ちしてやりくりしていました。

確かに厳しい世界でした。
所属している歌手でも、事務所からすれば1商品なので、自分の意思は二の次。
〇〇路線でいこう!となれば、自分が嫌でもその方向で売り出していきます。

またスキルが下がれば容赦ない批判を受けます。
身内からの叩きは凄かったです。ただ本当に目指している人は志が高く、
叩かれてももちろん諦めませんし、向上心ごすごいです。

先輩の成功例を何か参考にできないか?といつもアンテナを張っているし、
魅せる、という事を常に意識して美やパフォーマンスに活かします。

その人達と同じ空間にいるだけで自分の意識が高くなるし、
自分でも分かるくらい成長しました。

私は残念ながらビッグになりたい欲が薄く、分かってくれる人が居たらいい、
と思っていたタイプなの事務所をやめてしまいましたが、辛かったけど、
あの経験は財産です。

芸能界引退された方も、片足突っ込んだからかその後も他の事で開花したり、
美を保てたりしていますが、私も意識の高さは若干だけど残っています。
それは経験として体験しといて良かったなと思います。

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